私は先日、40歳になりました。振り返ってみると、私の30代は本当に最悪でした。「赤ら顔」について悩み続けた30代でした。赤ら顔といいましても、普通の人が緊張した時に起こる一時的な「赤面」とは違い、私のは「酒さ」という原因不明の病気です。お酒を飲んだ時のように赤ら顔になるということから「酒さ」という病名になったというだけあって、お肌の奥底から湧き上がってくるような炎症がありました。
「すべては顔を見れば分かる」なんていう人もいます。人間にとって、顔は「その人の印象を決める、最も大事な部分」だと思います。そんな顔が、真っ赤な赤ら顔なんて…。毎日鏡を見る度に、「どうして私だけ、こんな赤ら顔なんだろう」と涙がこぼれました。
落ち込んでいてもしょうがないので、私は「赤ら顔を絶対に治る病気だから」と信じて、皮膚科やエステに通ってきました。レーザー治療や漢方なども試してみました。しかし…酒さというのは、本当に手ごわい病気でした。「最近赤みが薄くなってきたなぁ」と思った次の日には、また「どうしてこんなに真っ赤になってるのだろう」というような状況になったりして…。
そんな私を救ってくれた『赤ら顔を治す方法』があります。それは、『首元を冷やす方法』です。
酒さは顔の毛細血管が拡張し続けてしまう病気なので、「冷やす」というのは効果的です。しかし、酒さという病気は厄介で、直接お肌に冷やした保冷剤を当てて冷やすと、刺激が強すぎて炎症が激しくなってしまいます。ですので、冷やすのは『首元』です。首元を冷やすことで、体全体の体温が下がり、顔の毛細血管も収縮するため、炎症が薄くなるのです。
私は、長いときはテレビを見ながら30分ぐらい冷やしたりもしていました。酒さという病気はすぐに完治するものではありませんが、私のように10年間諦めずに続けることで、絶対に治すことはできる病気です。