赤ら顔の完治は難しい!?

緊張したり人前で話す時、どうしても顔が赤くなる方や、元々皮膚が薄いために毛細血管が表皮に浮き出やすい方、敏感肌やアトピーのせいですぐに肌が赤くなる方など、人によって原因や状態が異なるため、明確な治療法が確立されていない、「赤ら顔の治療」。しかし、セルフケアによって、完治は難しくても症状を改善させることは十分可能です。

赤ら顔の原因は大きく分けて2種類

まず1つ目は「毛細血管拡張症」と呼ばれるタイプのものです。このタイプの人は通常の人よりも血流の量が多いことが原因で顔が赤くなりやすいのです。

人の皮膚の表皮の真下の「真皮」には、無数の毛細血管が張り巡らされていて、通常の血流の人でも緊張や寒暖差、飲酒などで一時的に血流の量が増えて顔が赤くなることはありますが、「赤ら顔」になりやすい人は通常時でも血流の量が常に多い状態のため、真皮にある毛細血管が常に浮き出てしまう特徴があります。

2つ目は、「酒さ」と呼ばれるもので、やはり原因が特定できていないのが現状です。

特徴としては、中年期以降に発症することが多く、鼻や眉間、頬にニキビのようなものが出来たり、飲酒をしていないにもかかわらず、顔の中心部が赤くなってしまうという症状が出やすいということです。

年齢を重ねてから症状が出ることが多いので、加齢によるホルモンバランスが原因では?との見解もあるようですが、現時点では原因を特定できていないようです。

完治は難しくてもセルフケアで症状を改善出来ます!

美容皮膚科などでのレーザー治療や、保険適用内の塗り薬などで「一時的に症状を緩和」させることは可能ですが、根本的な原因や治療法が確立されていない現状では完治が大変難しいとされています。自身の状態をきちんと把握するためと、一時的にでも症状を緩和させるためには医療機関の受診は必須と言えますが、やはり日々の生活習慣を改めることが、症状の改善の近道と言えます。

これからいくつかのセルフケア方法をお教えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

洗顔方法を変える

これは赤ら顔の改善には必須と言えるでしょう。現在使用している洗顔料を見直してみることも大事です。

市販の洗顔料やクレンジングには、肌を痛める「スクラブ」系のものや、合成添加物たっぷりのものが多く出回っています。あまりに安価のものは使用している原材料なども、原価を抑えるためにかなり粗悪なものを使用していることも多いです。ですから、多少値段が高くても、肌に優しいものを使用しましょう。

裏面の全成分の表記は必ず見て、なるべく全成分がシンプルなものを選びましょう。

洗顔するときは、泡立てネットなどでしっかりと泡を立てて、あまりゴシゴシこすらず優しくマッサージするように洗って下さい。

ビタミンやミネラルを意識した食事を摂る

食生活も毎日のことなので、赤ら顔改善にはとても重要です。現代人は慢性的な野菜不足のため、亜鉛や鉄分、ミネラルや乳酸菌が足りていません。ですから、意識的に野菜や海藻類、ヨーグルトや納豆などの発酵食品を摂取しましょう。腸内環境の乱れが引き起こしている場合も往々にしてありますので、日々これらの栄養素を積極的に取り入れるように努めましょう。

夜のスマホはほどほどに。たくさん睡眠をとろう

夜寝る前についついスマホを見てしまうという方は多いと思いますが、これは脳科学的にもあまりよくないことなんだそうです。ながらスマホはやめて、とにかくしっかりと睡眠をとることを意識しましょう。スマホの代わりにヒーリングミュージックやクラシック音楽などをかけて睡眠を誘導しやすい環境を作りましょう。

化粧水や乳液選びも大切です

酒さによるニキビ肌やオイリー肌が原因の赤ら顔の方は特に注意してスキンケア用品は選びましょう。洗顔料と同様、配合されている成分はなるべくシンプルなものを選び、しっとりタイプの化粧水のみにして、いっそうのこと、乳液やクリームなどのオイル系は止めてしまいましょう。敏感肌の方も同様で、あまり色々なものをつけすぎずにシンプルな成分の化粧水やクリームなどで保湿をしっかり行いましょう。

これらの生活習慣を少しずつ変えるだけでも、かなり赤ら顔の症状は改善されていきます。
原因が特定できないということは、遺伝的なものや先天的要因もあるでしょうし、食生活の乱れや睡眠不足などの生活習慣が複合的に重なって引き起こっているとも考えられます。

自身で出来ることからはじめて、じっくりと赤ら顔の症状を改善させていきましょう。