頬が、まるでお酒を飲んだ時のように赤く炎症し続ける病気、“酒さ”。そんな酒さによるお肌の赤みに悩まされている方は非常に多く、悩みの大きな要因は「発症原因や治療方法が分かっていない」というところにあります。顔の毛細血管が拡張することで血流が良くなり頬が赤みが増すというシステムは分かっていても、なぜそうなってしまうのか「分かる」とも言えるし「分からない」とも言えるのです。そのように酒さの治し方について の回答が曖昧になってしまう1つの例として“セロトニン”があります。セロトニンは、バナナやトマトなどに多く含まれていて、ヒスタミンやチラミンなどとともに“仮性アレルゲン”という化学物質に含まれます。この仮性アレルゲンは、血管に作用する物質とされている為、酒さの方は避けるべきだと言われています。もちろん、その情報の通り“肉体的”にはセロトニンが頬の赤みを悪化させるとは言えますが、セロトニンは“精神的”に酒さを改善する効果があるのです。“ストレス”が原因で酒さになっている方は、自律神経の中の“交感神経”が常に優位な状態になっています。それにより、毛細血管がずっと拡張している状態になり、頬の赤みが増すのです。セロトニンは、そんな交感神経の緊張状態を和らげて“副交感神経”を優位にしてくれる効果を持っています。うつ病やパニック障害の方はセロトニンが足りないと言われているように、セロトニンは精神を安定させ、心に幸福感を与えてくれます。
このセロトニンの例でも分かるように、酒さによる頬の赤みの原因は“それぞれ違う”ということです。原因や改善方法が分かっていれば、酒さはここまで厄介な病気とされなかったと思います。
「自分に合った酒さの治し方」を見つけるまでは、色々な情報を集めて、効果がありそうな方法を手当たり次第に試してることが必要ということです。