顔が常にほんのりと赤い方って多いですよね。そんな肌の方を「赤ら顔」といいます。美白化粧水を使ったり、高めの化粧水を用いてもなかなか改善されない・・・なんてことはありませんか?実はそれ使い方が間違っているかもしれません。正しいスキンケア方法を知ることで赤ら顔を改善させてみませんか。

赤ら顔とは・・・

赤ら顔とは、毛細血管拡張症のことをいいます。頬や鼻などがほんのりと赤くなっている状態のことです。原因としましては、「元々の皮膚の薄さ」「気温による毛細血管の拡張」「ニキビによる炎症(脂漏性皮膚炎)」「アルコールなどの過剰摂取」が挙げられます。これらをタイプ別に分類して効果的なスキンケア方法を見ていきましょう。

 

[タイプ別] 赤ら顔の特徴

 

①生まれつきの赤ら顔

・年齢とともに自然に赤みが薄くなってきます。
・スキンケアでの緩和は難しい。

②脂漏性皮膚炎による赤ら顔

脂漏性皮膚炎とは、皮脂分泌の多い方に出やすい皮膚の炎症のことをいいます。
オイリー肌で毛穴が大きめの方が多いとされています。

・ビタミンC配合の化粧水やビタミンCをイオン導入することで改善されます。
・乳液やクリームの使用による悪化が見られるので、多量するのはやめましょう。
・夏場に悪化する傾向があるので、「気温」「汗」「紫外線」には注意が必要です。
・完治は難しいとされています。

 

③ニキビ跡の赤みが残った赤ら顔

・放置していても、3~5年で消えることがあります。
・ビタミンC配合の化粧水やビタミンCをイオン導入することで改善されます。

④毛細血管拡張による赤ら顔

気温による変化や、叩く、こするなどの刺激によって毛細血管が開き赤ら顔になるケースのことです。

・レーザー治療での改善方法しかありません。

赤ら顔の正しいスキンケア方法

①脂漏性皮膚炎タイプのスキンケア

・洗顔は熱いお湯で洗わないようにしましょう。肌が乾燥して、皮脂の分泌が過剰になってしまいます。ぬるま湯(38度)を目安に洗い流しましょう。

・洗浄力の強い洗顔料は控えましょう。洗いすぎてしまうのは肌に刺激がかかるので逆効果になってしまいます。

・肌をこすり洗いしてはいけません。こする、たたくなどの刺激は毛細血管が開くので赤ら顔の原因となります。

・初めはぬるま湯のみで洗いましょう。15回程度が目安になります。肌に水分を含ませて、不要物を洗い流しておきましょう。その後、泡立てネットを使い泡立て、肌を包み込むように洗うことで刺激がかからず優しく洗うことができます。決して、シャワーで洗い流すことはやめましょう。シャワーは温度が高いうえに、水圧があるので肌に刺激がかかってしまいます。

②ビタミンC誘導体によるスキンケア

ビタミンCには、ニキビ跡の赤みを薄くする作用があります。そして、ビタミンCには数種類の成分があるので、肌への浸透を高めた誘導体型のものを選ぶのが効果的です。リン酸型やAPPSと呼ばれるものがいいでしょう。これらの成分が配合されている化粧品を使いましょう。

・ビタミンC誘導体

リン酸型ビタミンCなどビタミンCを肌に吸収しやすい形に変えたものをいいます。いわゆる純粋なビタミンCは化学的にはアスコルビン酸というのですが、これを浸透しやすい形に改良したものがビタミンC誘導体です。抗酸菌作用もあるので、ニキビ炎症を抑えるのに最適です。

・リン酸型(リン酸アスコルビル)

ビタミンC誘導体の中でも、水溶性で特に効果が高いのがリン酸型です。成分表示上では、リン酸アスコルビルといいます。特徴としましては、通常のビタミンC約8倍の浸透で、即効性が高いとされています。

・APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)

APPSは水溶性でもあり、脂溶性でもあるビタミンC誘導体です。特徴は、通常のビタミンC約100倍の浸透性があり、使用時の肌のツッパリ感も軽減してくれます。

 

上記の成分が配合されている化粧品を使用して、ビタミンCを肌に浸透させることで赤ら顔の改善にも繋がることでしょう。ただし、肌のターンオーバーのサイクルは約28日かかるので1ヶ月ほどは様子を見ながら使用してください。