多くの方が何かしらの肌のトラブルに悩まされているのではないでしょうか?普段の生活習慣の中には、肌にダメージを与えてしまう場合もゼロではないです。今回、数ある肌のトラブルの1つ、酒さについて治し方を中心に密着していきたいと思います。

 

1.酒さとはどういった病気なの?

 

酒さは顔のほてりや腫れ、毛細血管の拡張といった症状が見られる皮膚の病気です。ニキビと似ているため、気付かない方も多くいます。30代以降に多く現れやすく、症状の重さも人によって違ってきます。

 

2.酒さはなぜ起きるのか

 

酒さは原因不明と言われていますが、いくつか考えられる要素があります。

 

(1)紫外線

 

紫外線は肌にダメージを与え、酒さだけでなく、ニキビやシミ等を発生させることで知られています。敏感肌や乾燥肌の方は特に紫外線に注意しないといけないです。

 

(2)自分の肌に合わない化粧品の使用

 

自分の肌に合わない化粧品を使用することにより、酒さが悪化してしまう場合があります。敏感肌に合う、乾燥肌に合うと書かれていても自分の肌に合わなければ意味がないです。成分やSPF等を確認して化粧品を見つけていきましょう。

 

(3)アルコール

 

アルコールを摂取することで血管が拡張します。結果、顔のほてりがさらに強くなってしまい、酒さを悪化させてしまうのです。普段からお酒を飲む機会が多い方は飲む量等を考えておかないと治療の際に苦労します。

 

この他にも、熱い食べ物や香辛料といった刺激の強いものも酒さが悪化する原因と言われています。

 

(4)気温の高さ

 

気温の高い場所に長時間居ることで酒さが悪化する恐れがあります。なので、温度調整をいかに行っていくかが求められます。

 

(5)ストレス

 

ストレスも酒さを悪化させる原因の1つとして知られています。

 

3.酒さの治し方について

 

今回の本題でもある酒さの治し方について密着していきたいと思います。

 

(1)薬を用いる

 

酒さに用いられる薬には外用薬と内服薬の2つがあります。

 

⓵外用薬

 

・メトロニダゾール外用薬

 

酒さに効果があると言われており、海外では当たり前に使用されています。日本だと保険が効かないため、1,600~2,000円と多少の出費が必要です。

 

・アゼライン酸

 

こちらもメトロニダゾール外用薬海外で用いられている酒さの外用薬です。角質の状態を改善させるため、ニキビ予防等にも効果があります。

 

・プロトピック軟膏

 

炎症を抑えるのに効果があります。しかし、酒さ様皮膚炎になる可能性もあるため、長期に渡る治療には不向きです。

 

②内服薬

 

酒さの内服薬にはテトラサイクリン系のものがよく用いられます。抗炎症作用に優れているのと副作用が少ないのが大きな特徴です。メトロニダゾール外用薬等と併用される場合が多く、知っている方も多いのではないでしょうか?

 

(2)自分の肌に合った化粧品を用いる

 

普段から肌のケアを行うのが大事で自分の肌に合った化粧品を用いているかどうかもポイントになってきます。一般的には低刺激性、オイルフリー、保湿成分が含まれているか、SPFやPAが十分かどうかといった部分を見ていくことになります。後は自分が使いやすいかどうかで現状の化粧品で問題無ければ使用し続けるのもありです。

 

(3)レーザーによる治療

 

レーザーを用いて、拡張した毛細血管を取り除いていきます。ある程度の費用と何度かの通院が必要です。

 

(4)食生活の改善

 

アルコールの摂取量を控えめにする、唐辛子等の刺激物を控える、ビタミンB群やビタミンCといった肌の保護に働く栄養素を摂取するといったことが必要です。

 

ビタミンやミネラル等をバランス良く摂取し、角質の原因になる脂質や糖質の量を必要最小限にしていくようにしましょう。

 

(5)普段から日焼け止めを行う

 

日焼け止めを普段から行うのも酒さ予防のために大事です。日焼け止めクリームを選ぶ際はSPFが30以上、PAは+++以上が目安になってきます。この他にも日傘やサングラスを用いて紫外線を浴びない工夫が求められます。

 

(6)ストレス解消の術を身に付ける

 

ストレスは人によって違ってくるので、それを解消する術を個々で身に付けるのが大事です。旅行やスポーツ等自分の趣味に打ち込んだり、睡眠で疲れを取るといったことが挙げられます。

 

4.正しい治し方で酒さの対策を行っていきましょう

 

酒さは普段の過ごし方で症状の重さも変わってくるので、生活習慣を見直していくのが大事です。一度、どのように過ごしているのか見直してみてはいかがでしょうか?もし、酒さかもしれないなと心配になったらすぐに皮膚科に受診するようにしましょう。早期発見が大事になってくる病気で重症化しないためにも大事なことです。